事態を重くみた沖縄県では対症療法策として全国主要都市に県産品を取りそろえた『わしたショップ』というパイロットショップを設置したが、必要以上に買い込み衝動買いする患者が続発し、金欠病からさらに「金策病」に移行するケースも増えるという皮肉な結果を招き、現在のところ手の打ちようがないのが実情である。また、何度も沖縄に通っているうちに耐性が生じ、旅行で訪れるだけでは効かない症例も近年多発しており、この場合、家庭の事情を顧みずに「沖縄移住」という強硬手段をとる患者もいるため、家庭崩壊という重大な事態に発展するケースも少なくない。この沖縄病が不思議な点は、どのタイプの症例も熱に浮かされるように沖縄のとりこになりながら発熱症状が一切ないこと。それどころか、ほとんどの臨床例が沖縄を訪れると劇的なほど体調や気分がよくなるという自覚症状を訴えているのである。
旅人として、アジアのオリエンタリズムを深く知るコツはまず「歴史」。それも口本と関係の深い戦前・戦後の現代の歴史について、知っておくことだ。そしてもうひとつは「宗教」。それがいかに人々の暮らしに役だっているかを知ると、この地域の人々の生き方が見えてくる。歴史と宗教に対する知識を持つことによって、日本人にとって身近なのにもうひとつその中身を知らぬ「オリエンタリズム」というものの正体が見えてくるはずだ。「アジア」を知るコツは、まず「通う」ことである。1度や2度行ったからといって、もう分かったように思ってはいけない。3度目に行くと、それまで理解していたと思っていたことが全く覆されるのが、この地域の特徴だからだ。幸い「アジア」は日本から非常に近く、週末などに思い立って飛べば、2〜3日でも、充分深い旅ができる。そして再び日本に戻って、また通う。
彼とパリを旅したとき、ちょっとしたことで喧嘩をしてしまい、朝から別行動に。でもそのとき、わたくし、仲直りのきっかけを作っておかねばと思ったらしく、「17時、ルーブルのモナリザの前で待ちあわせね!」といい捨てて、ひとりで街をあるいた。あとで考えると私ってなんて、ロマンティックで素敵な娘なんだろうと思った次第。でも実際ルーブルに行ったら、待ちあわせの場所は、サモトラケのニケの前ねっていったほうがかっこよかったかなと思った。ニケとはNIKE。勝利の女神のことで、ナイキの靴はここから名前がついたそうだ。でもニケのことを知らない相手だったりしたら寂しい思いをするし。自分もサモトラケをサルモネラなんていってしまいそうだし。つてなわけで、ふたりでいることに疲れたら、夕方までお互い自由な時間を過ごして、美術館を待ちあわせの場所にしてみるのも素敵な方法。有名な絵の前には沢山の人がいるし、その絵は絶対はずせない観光のアイテムだからね。その他、ルーブルには、ミロのビーナスさんもいます。でもときどき世界中の美術館に貸し出されていたりして、いなかったりすることもあるの。で、サモトラケのニケ。彼女は階段のところで、羽を広げて待っててくれるのです。必見!