今は資格や学歴だけで生きていける時代ではありませんが、資格や学歴がないことで、せっかくのチャンスを逃してしまうことも少なくないのです。したがって、かつての司法試験の受験生のように、人生をかけてまで試験にチャレンジする必要はありませんが、取れるものなら、取れるときに取っておいた方が、絶対に有利です。資格や学歴の性格にもよりますが、「取れるとき」を逃してしまうと、後になってから取ろうとしても、かなり困難な場合が少なくないようです。各人の経済的な理由などで、とても無理なものも中にはありますが、今は「数学」や「漢字」の検定まであるのですから、あれこれ探せば、自分の目的に役立つ資格を見つけることは、さほど難しくありません。そうやって目標が決まったら、あとは、それを取得すべく頑張るだけです。特に資格試験などは、取っておくと、いざというときにとても助かることがあります。
「ほめてよい気分にさせる」ということが、労働に対する成功報酬にあたり、大人でも賃金が不当に低いと労働意欲をそがれますが、それと同じ理屈です。子供に勉強させる方法はほめる以外にありません。とにかくほめましょう。ただし無条件にほめればよいというものではなく、次の点に注意が必要です。具体的な事象をほめる同じほめるにしても、漠然と「えらい!すごい!頭がいい!」といっていたのでは「お世辞でいってるんだろう」「どうせなにもわかっていないくせに」と子供に見透かされてしまいます。そこで「この問題が解けたのはえらい」「ここでミスしなかったのは立派だ」と、個別に具体的な事象を指摘してほめることが大切です。こうすれば子供もほめられがいを感じますし、「親には勉強内容がわかっているのでへたなことはできない」という緊張感を子供に与える効果もあります。
体の調子がいいときと悪いときがあるように、脳にもコンディションがあります。脳のコンディションがよければ、新知識や新ノウハウは、どんどん吸収されるでしょう。新しい発見があり、気持ちも高揚します。充実したときであり、勉強が楽しくさえあります。プラス思考で、積極的な姿勢で勉強に打ち込め、成果も大きいことでしょう。問題は、脳のコンディションが悪くなったときです。そんなときは新しいことを学ぼうとしても、思うように頭に入りません。いわば、頭がピンチに陥った場合といえますが、どうしたらよいのでしょうか。一つの対応法として、守りの勉強をすることです。守りの勉強とは、もちろん勉強しないで頭を休ませることではありません。また、カラオケで憂さを晴らすことでもありません。なぜならこのような形で晴らそうとしても、晴れるとはかぎらないからです。