ブロードバンドの普及と、インターネット利用者数の増加が支えるかたちで、ここ数年、ポータルを訪れる利用者数は急激に増えている。特に、新興勢力の専門ポータルの伸びがすごい。また、これからはADSLに代わって光ファイバーが普及してくるに違いない。ブロードバンドの利用者数が本格的に増えるのは、まだまだこれからだ。光ファイバーの普及は、ポータルのコンテンツを大きく変えてしまうほどの影響力をもっている。DVD並みの動画配信、オンライングーム、電子書籍など、これまでにないコンテンツが登場してくる可能性がある。インターネット利用者の囲い込みができているポータルにとって、こうしたキラーコンテンツの登場がさらなる成長を促すことになるだろう。以上のことから、ポータル業界はまだまだ成長が見込める業界だ。
八ビットめを変な使い方をするなということは、ヨーロッパの人びとと一緒に主張できたのですが、マルチ・バイトという点ではそうはいかなかった。英米はもちろんヨーロッパの人びとも、マルチ・バイト文字を許すと、プログラミングがいちいち面倒になるといって、強く抵抗したからです。この点は、日本人が頑張らなければだめだったと思います。アメリカ人とヨーロッパ人が集まって国際会議で議論しているとき、「ちょっと待て」と言わないとだめで、それを日本人は厳しくやりました。そのときの使命感はみんな強烈でした。私自身も、ベル研究所などで講演しましたが、口角泡を飛ばしてしゃべったから聞いてもらえたようなところがあります。デニス・リッチ(ペル研究所のOSグループのメンバー。C言語の開発者)やケン・トンプソン(同グループのメンバー。UNIXの開発者)も、日本語化のアイディアを一生懸命考えた。みんな、大きな落とし穴に入っていたことに気がついてくれたわけです。同じころ、AT&T社のUNIXの国際化や、C言語の国際化などに取り組むグループが、アメリカでもできて、相互に影響しあいながら作業を進めて行きました。
プロジェクトを実行するために必要なデータベース、その更新方法、入力の方法やインターフェイス、運用の方法と、それをサポートするシステム、それをチェックするシステム、さらに売上や在庫の管理、セキュリティに関するシステムなど、仕様を決定するのは広い範囲にわたる。各システムの実務の部分と、プログラムのそれぞれに詳細な知識が必要。プログラマーほどではなくとも、プログラムや開発言語、データベースなどについての知識も必要だ。大きなプロジェクトでは、数十人のチームで担当することになる。そのため、実際にプログラムを担当するプログラマーや企画部門のスタッフとのコミュニケーション能力も非常に重要だ。プログラマーになりたい人は覚えておいてもらいたい。